住み心地のよい、使い勝手のよい住まいづくりとは…
人は年齢を重ねれば誰でも体力・身体能力などが低下していきます。
同時に今まで何ともなかった段差につまずいたり、
和式のトイレに行くのが辛かったリ、お風呂に入るのがこわかったり・・・と、
少しずつ不便さを感じていくのです。
そして、長年住み慣れた家で安心して生活を送れるようにするためにはどうしたらいいの??
と、みなさんのことを頼って相談に来られますよね。
こんな相談、されたことないですか??
- 自分の親は大丈夫だと思っていたのに、急に体力が衰えてトイレに行くのが大変なんですが・・・
- 介護保険を使って工事ができると聞いたのですが、どのような制度なのでしょうか?
- 高齢になった親と同居しようと思っています。親子3世代みんなが住みやすくするにはどうしたらいいですか?
返答に困って、こんな風に答えたりしていませんか?
- 「介護保険のことは、役所に行って聞いてみてください」
- 「すみません、調べてから連絡します」
- 「手すりをつけたり、家の中の段差をなくしたりすることをお勧めします」とは言ったものの、不安でいっぱい・・・
これでは、お客様の困った表情を、笑顔に変えてあげることはできません。
"身体の悩みはデリケートなものです。
「介護の知識が豊富とはいえ、初対面の人には相談しにくいから・・・。
手すりのことは、馴染みの工務店さんに相談しよう!!」
そんな思いで、みなさんのもとへ相談に来られる方に対して、十分な力になってあげていますか?"
- 建築の知識だけが豊富でもダメなんです!
- 介護の知識だけが豊富でもダメなんです!!
一番最初に把握するべき最も重要なことは
「その手すりが、どんなニーズを解決するためのものか、どんな動作を支援できるものか」なのです。
「どんな手すりを、どこに取り付けるか」だけで終わらせると、クレームになりやすいのです。
あなたにとって一瞬の計画が、お客様にとっては一生のリフォームとなりますからね。
介護の知識がまったくない大工さんに手すりをつけてもらったという方が、こんなことを言われていました。
「ある日突然やってきた親の介護、あせって自宅を介護リフォームしたけれど、どうも思っていたような快適な生活ができない…」"
誰もが、快適な住まいを目指して介護リフォームをしているはずなのに・・・
こんな失敗談をよく聞きます。
- 家の中はバリアフリーになっているのに、家の外に出るための改修ができていない
- スロープが急すぎてコワイ!
- 介助するためのスペースを確保し忘れた
- 段差はなくなったのに、車いすが通れる幅がない…
2000年に介護保険制度が導入されてから、介護保険を利用して住宅改修の工事をする方が増えました。
補助金まで使って改修するんですから、こんな失敗談は聞きたくないですよね。
- でも実際には介護リフォームの後、自費で再度リフォームする事例は少なくないのです。
- そんな失敗をしないために必要なのは、まず、介護リフォームについて良く知ることです。
しっかり基礎から介護リフォームについて教えてくれる教材や教室が身近にありますか?
そうです、近年これだけ必要とされている分野にもかかわらず、事前に知識を得る機会がほとんどないのが現状です。
実は、私が勤める「介護ショップはんど」は、平成11年8月(介護保険法施行の8ヵ月前)に発足いたしました。
地元で創業40年の実績を持つ建設会社の関連企業としてスタートしたため、建築についてはプロです。
でも、高齢者や障害者に対して住みやすい環境を整備するためには、住宅建築の知識だけでなく、
福祉・介護・医療の分野においての知識が必要だったため、最初はうまくいかないこともありました。
そして、失敗や困難な事例に対して、どう乗越え、どのような視点を持ってコーディネートをしていくかを、この12年間で5000件以上の施工をこなしていく中で見つけたのです。
住み慣れた家で、いつまでも暮らし続けるためのヒントを見つけたのです!
突然ですが、次のような2つの工務店があったとします。
みなさんは、どちらの方を信頼されますか??
ほとんどの方は、B工務店を信頼されたのではないでしょうか。
わたしは、高齢者や障害者に対してのバリアフリーリフォームの経験がない工務店はAの方に当てはまることの方が多いのではないかと思っています。でも、今こうしてわたしのメッセージを読んでくださっているあなたは、きっと介護リフォームに対して真剣に向き合ってくれている方だと思います。
建築に対する、確かな知識や技術はあるものの、それだけではお客様の満足度を高めることは難しいもの。『バリアフリーリフォーム事例集』と出会ったことをきっかけに、バリアフリーリフォームが得意分野にかわっていったケースを紹介します。
広島県 エコデザイン工房様の場合

介護リフォームの相談を初めて受けたとき、どんなことが困りましたか?
介護保険のことが何もわからず、何度も市役所に足を運びました。制度については、なんとか理解することができましたが、なにしろ経験がないので、それが一番不安でした。建築の知識はあっても、マニュアルを読んでいても、初めて出会う方の身体状況にあわせて、その場で手すりの位置や形状を決めることは、実際にはとても困難な作業でした。なにしろノウハウがないのです。経験がモノをいう仕事だと感じました。
参考になりそうなものをいろいろ探しましたが、即実践に役立つものを見つけることができませんでした。
この事例集をどのように役立ててくださっているか、お聞かせください。
自分なりに少しずつ施工実績を重ねて、手作りの写真集をお客様に見せてお話しをするようにしましたが、なかなかピンとくるような写真を提示することができませんでした。そんなとき、「バリアフリーリフォーム事例集」に出会いました。
事例が豊富で、できあがりをイメージしやすい!というのが第一印象です。事例集をお客様に見せながら打ち合わせをすすめることで、その方にピッタリくる改修方法を見つけることができ、経験の少なさを疑似体験で補うことができました。
「豊富な経験」はお客様に安心感を与え、信頼度もアップします。疑似体験は私の強みとなりました。
そうです!介護リフォームと一般のリフォームは目的も内容も大きく異なるのです。
介護リフォームの目的はあくまでも、介護が必要な方の自立支援を第一に考えます。その上で安全で丁寧な施工、そして、見た目の美しさという付加価値を付けることにより、ご本人とご家族が、住み慣れたおうちでいつまでも生活できるような改修ができるのです。
「介護ショップはんど」はグループ企業として手掛けている中に介護の専門家的立場と、建築の専門的立場の両方の知識と技術・経験を持ち合わせています。それを活かし、数多くの施工事例の中から失敗しない介護リフォームのポイントを洗い出し、社内の介護リフォームマニュアルを作成しました。
マニュアルは社内で共有され、施工を重ねる度にポイントが加えられていきました。


要介護者が住みやすいだけでなく、「家族にとって介護しやすいリフォーム」が実現できているのは、女性ならではの視点もプラスされたプランニングに大きなヒントがあります!
事例集の目次
・介護保険制度を利用した住環境整備
・転倒を未然に防ぐための改修
・車いすでの移動を円滑にするための改修
・お客様の声
・新築、改築施工例
二級建築士、福祉住環境コーディネーター1級、
インテリアコーディネーター、介護支援専門員
1990年、地方の建設株式会社入社の後、二級建築士・インテリアコーディネーターとして数多くの住まいづくりや、建売住宅の計画に携わった経験をベースに、高齢者や障害者が安心して暮らせる住まいを創造するため、1999年に株式会社はんどに出向、2005年に取締役に就任。
2000年4月の介護保険法施行以来、介護支援専門員や医療関係者などと連携し、お客様をとりまく住環境のトータルコーディネート、快適な住まいづくりのための企画・コンサルティング業務、住宅改修・高齢者向け増改築・新築住宅の企画や改善提案に取り組む。その実績は、12年間で5,000件以上。
また2005年には福祉住環境コーディネーター1級を取得。合格率はわずか5%前後と超難関資格に合格するほどの知識は県内で話題となり、各方面から講演やセミナーの依頼が殺到。実践に即した内容は事例も豊富で分かりやすく、飽きさせない。「中身が濃く、無駄がない」「テンポが良く、時間がたつのが早い」「勉強になった」と好評を得ており、口コミで広がっている。
現在、介護支援専門相談員の資格も取得し、医療機関や在宅介護の専門職とチームを組んで、高齢者が安心して生活できる環境整備の設計・施工指導にあたっている。

住まいの安全性を調べるための「チェックリスト」や住宅改修制度の説明。介護用品の紹介から、介護用品を使用したプランニングの方法まで、住宅改修に必要な知識を詳細に解説!豊富な住宅改修事例写真、介護用品の活用術、車いす使用者の目線の高さや手の届く範囲などの注意点等、すぐに役立つ情報が満載。二級建築士でありながら、介護支援専門員や福祉住環境コーディネーター1級という介護分野のスペシャリストでもある著者が、要介護者の身体状況から見た改修事例を解説。本書で、利用者をとりまく環境、身体状況別のプランニングが理解できます。
全38ページ
掲載事例 全85点(福祉用具の活用含む)+新築、改築 6軒
(転倒を未然に防ぐための改修44点 / 車いすでの移動を円滑にするための改修30点 / 顧客満足度アップのためのプラスアルファ11点 / 新築2軒 / 改築4軒)
- 第1回 バリアフリーリフォームとは
- 第2回 他職種との連携 ~高齢者を知る~
- 第3回 ニーズの把握 ~要介護者の思い、家族の思い~
- 第4回 バリアフリーリフォームのすすめ方
- 第5回 福祉用具の理解
- 第6回 リフォームプランの作成
- 第7回 工事期間中に配慮すべきこと
- 第8回 工事完了の確認
- 第9回 アフタフォロー
- 第10回 お客様から届いた声













住まいの安全性を調べるための「チェックリスト」や住宅改修制度の説明。介護用品の紹介から、介護用品を使用したプランニングの方法まで、住宅改修に必要な知識を詳細に解説!豊富な住宅改修事例写真、介護用品の活用術、車いす使用者の目線の高さや手の届く範囲などの注意点等、すぐに役立つ情報が満載。二級建築士でありながら、介護支援専門員や福祉住環境コーディネーター1級という介護分野のスペシャリストでもある著者が、要介護者の身体状況から見た改修事例を解説。本書で、利用者をとりまく環境、身体状況別のプランニングが理解できます。
全38ページ
掲載事例 全85点(福祉用具の活用含む)+新築、改築 6軒
(転倒を未然に防ぐための改修44点 / 車いすでの移動を円滑にするための改修30点 / 顧客満足度アップのためのプラスアルファ11点 / 新築2軒 / 改築4軒)